WEB集客
WEB販促は仮説と検証をしっかりと行うことで精度が増していく。しかし、販促の現場では日々の忙しさに追われて計画的にプロジェクトを進められずにいるケースがある。今回は振り返ると気づきに繋がるシンプルなポイントをコビトスパイスが紹介する。

WEB集客が思うようにいかない場合、以下のポイントを確認してほしい。

アクセスが目標通りに集まっていない

1.誰も見ていないのにサイト内をいつも改善している

ホームページのユーザービリティやデザインにばかりが気になってしまっていないだろうか。せっかく制作したホームページでも存在を知ってもらえなければ無いのも同然だ。例えるなら、お客さんがまったく来ないのに宣伝活動もせず、味の工夫だけを行っている飲食店だ。

2.ロングテールSEOを考慮したキーワードを盛り込んでいるか

ただ闇雲な文章やビッグキーワードに注力してばかりいると思うように成果が出ないのは当然だ。スモールキーワードの組み合わせによるロングテールSEOを考慮するべきだ。もちろん、ビッグキーワードを狙うのが悪いわけではない。ただし、ハイリスクハイリターンとともにローリスクをローリターンの積み重ねも同時にできるのがWEB集客の世界だ。

3.コンテンツは万全を期しているが時間がない

コンテンツSEOを期待する場合、コストを抑えた長期的なWEB集客が可能になるが、業界にもよるが成果が出るまで6ヶ月程度の時間がかかる場合が多い。すぐにアクセスがほしいと言うならリスティング広告やGoogleTrueView(YouTube広告)の利用などの工夫が必要だ。また、明日いきなりは難しいがソーシャルメディアでまだ戦略に加えていないものがあれば追加を検討するのも一つだ。

アクセスは集まっているが、コンバージョンにつかない

1.ホームページで正しく商品やサービスを伝えているか

商品やサービスに十分な魅力があるがコンバージョンに至らないのであれば、「申し込みたい」「購入したい」という魅力が今一歩足りないのかもしれない。一度ホームページを離れて再訪する場合もあるだろう。しかし、これはどのような行動が予測できるかを考えるべきだ。他社の同等の商品と比べるためにサイトを離れたり、商品情報が十分ではないため、他サイトで情報を収集してきたという可能性もある。どのような条件が揃っていれば、スムーズにコンバージョンまで繋がるのか検討する必要があるということだ。

2.商品やサービスそのものにニーズはあるのか

当然だが商品やサービス自体に魅力がないのであればコンバージョンには至らない。商品やサービスの紹介ページからの離脱率を参考にできる。どれだけ広告やサイト制作にコストをかけても根底が間違っていれば上手くいかない。ページの再訪者が少ないなども判断のために考慮する点の一つとして加えておく。

いかがだっただろうか。今回紹介したポイントはWEB集客に取り組んでいる人にはすぐに察しがつくだろう。しかし冒頭にも述べた通り、忙しさに追われるとこういった基本的な部分を振り返れなくなってしまう場合がある。コビトスパイスはWEB集客に日々努力する方の支援になるような情報発信を続けたい。グリム童話「こびととくつや」のコビトのように影ながらスパイスたっぷりの粋な支援がしたいのだ。