今さら聞けない！オウンドメディアとは何か？

オウンドメディアという言葉を耳にするするようにしばらく時間が経った。コンテンツマーケティングの一つであるオウンドメディアの構築は顧客獲得において非常に有効な手段でありコビトスパイスとしてお薦めしたい集客手法だ。自社メディアを作っている企業は随分増えたが、WEBマーケティングには次々に色々な専門用語が出てくるためか、未だよくわからないという声も聞く。今回はオウンドメディアについて解説しよう。

オウンドメディアとは簡単に言うと自社で所有しているサイトをメディアにし、情報を配信するものだ。自社サイトなので他社メディアへの広告配信とは異なりスペースや内容の規制を受けない。また、コンバージョンまでの導線も自由に引くことができるのが魅力だ。

オウンドメディア以外にもメディアという名前がつくものがいくつかある。せっかくの機会なのでオウンドメディアを含め、ここでわかりやすく整理してみることにする。以下をトリプルメディアという。トリプルメディアのすべてを実践した方もいるだろう。この3つのメディアは同一の見込み客を循環させる働きを持つ。循環によって顧客化を高めるイメージをするとわかりやすいだろう。

企業間の競合が盛んな今日この頃、広告コストは随分と高くつくようになった。高額な広告費用を他社に支払っても広告継続と売上が比例関係にあり、リピーターをが増える可能性はあっても新規顧客獲得にはいつまでも広告費用がついてまわるのが課題だ。それなら、自社サイトにメディアとしての役割を与えることによって、長期的な顧客獲得の販促手段を得ることができるのだ。見込み客がみえることで経営計画の上でもより精度の高いイメージができる。他社が運営するペイドメディアで集客の勝ちパターンを見つけたとしても媒体自体の継続性がリスクとなる可能性もある。

コビトスパイスとしてもコンテンツマーケティングの一つとして有効なオウンドメディアであると考えている。自社の発信した情報を継続的に蓄積することは事業の未来をつくる力があると考えている。