キラーコンテンツ

キラーコンテンツという言葉をご存知だろうか。数あるWEBコンテンツの中でもコンバージョン(サイトのゴールであり購買や問い合わせ等)に直結するエースコンテンンツだ。ユーミンで言うと卒業写真くらいの代表的な存在として認知されているもの。

キラーコンテンツって具体的にどのようなものか?

キラーコンテンツのためにサイトに訪れる人が多いというレベルともなると、そう簡単に制作できるものではない。しかし、キラーコンテンツは、必ずしもWEBコンテンツである必要はない。あるビジネスにおける調査レポートでもよいし、WEBアプリケーションでもいい。ゲームでも写真でもよい。目玉であればよいということだ。

どうやってキラーコンテンツをつくるか?

キラーコンテンツを作るためにはマーケティングが重要だ。ブログページならともかくアプリケーションとなると企画、設計、開発と長い期間とコストが必要になる。もちろん、キラーコンテンツの制作分の収益を上げなければビジネスとしては成り立たない。

手法の一つとしては、ペルソナマーケティングの実践がある。ターゲット像を具体的にすることで、ライフスタイルや志向から商品との出会い方を想定できる。ペルソナが響くキラーコンテンツが検討できるわけだ。キラーコンテンツの精度を上げるためには、ペルソナ作成時にグループインタビューを行うなど、ペルソナの精度を高めることが重要だ。練りに練っただけ損はない部分だろう。

ペルソナマーケティングについて、過去に解説しているのでそちらを参考にしてほしい。

【参考】ペルソナマーケティングでこころに届くコンテンツをつくる

無理せずつくるキラーコンテンツ

簡単だが、アイディア次第でキラーコンテンツになり得るものをいくつか挙げておこう。
  1. 商品の具体的な口コミを100件掲載している。
  2. 商品を愛用している有名人が実名でたくさん載っている。例:どの番組で誰がつけていた腕時計か書く。
  3. お客様からの感謝レターがイメージ付きで確認できる。
インパクトがある斬新なものができれば素晴らしいが、無理をすると中途半端になり何も残らない場合もある。それにキラーコンテンツを作るなら、できればWEBコンテンツがよい。なぜなら、書き方次第でロングテールSEOが狙えるからだ。上記の例に挙げたものは、奇をてらうようなものではないし、それほど派手さもない。しかし、ロングテールSEOとして長期的に有効に使えるなら、最終的には最高のキラーコンテンンツとして重宝することになるかもしれない。