ブランディングはローラのInstagramに学べ

本日はメディアの特徴を活かしたブランディングの話である。話題のよく出るローラのInstagramの使い方にも注目したい。

写真を中心としたソーシャルメディア「Instagram」は最も手軽なコミュニケーションツールとして人気を博している。ハッシュタグを利用することで友人以外の投稿も見ることができ、自分の関心があるテーマの投稿をすぐに見つけることができる。写真というビジュアルコミュニケーションをウリにするInstagramの特徴の一つが画像加工だ。誰でも簡単に自分の写真にフィルターをかけ、個性的な一枚に仕上げることができるのだ。

そんなInstagramを活用したブランディングに成功していると思うのがファッションモデルのローラだ。2014年には約100万もの「いいね！」を獲得している。Instagramに登場するローラは、テレビで目にするキラキラ女子の雰囲気ではなくシリアスな姿が多い。バイオハザードのアフリカロケの様子やモデルとしての撮影シーンの一枚一枚にプロフェッショナルなローラを見つけ、新しい印象を抱いた人も多いのではないだろうか。

ブランディングとは「独創的な価値を感じてもらうこと」だとコビトスパイスは考えている。この独創的な価値は、相手に押し付けるものではなく、相手が自分のこころの中で価値をつくることだ。

ローラはInstagramを通じたブランディングは、多くの人のこころの中に新しい価値を生み、育てているように感じる。
Instagramのローラを見た後、アメブロのオフィシャルブログを見てみる。シリアスな写真にはテレビで見かけるローラらしいコメントがたくさん。また独特な世界観を感じる。

企業におけるブランディングも同様にプラットフォームの特徴を活かして、新しい価値を顧客のこころの中に培いたい。今回はローラのInstagramをピックアップしたが、動画で魅せられるならYouTubeでもよい（Instagramも動画を使用できる）。ビジュアルプラットフォームをコンテンツマーケティングに取り入れるのも有効だ。自社に適した手法で進めたい。ありがたいことに、無料で利用できるプラットフォームはたくさんある。発達するネット社会の資源を活かして、顧客に価値があると思ってもらえるよう尽力したい。

ブランディングについては、過去にも記事を書いたので参考にしてほしい。
【参考】ブランディングの意味を理解してコンテンツマーケティングを実践しよう