“リスティング広告運用”
リスティング広告にもいくつかタイプがあるが、検索者の目に付きやすいところに広告を表示し、クリックされた分だけ費用が発生するという成果報酬型が一般的だ。成果報酬型なら臆せずどんどん試してみようという猛者もいるが、クリックされてもコンバージョン(資料請求や問い合わせなどサイトのゴール)に結びつかず広告費用が無駄になるケースも多い。そういった場合、プロに運用代行を依頼するべきか検討するケースが多く、コビトスパイスの見解をまとめてみることにした。

最初に方針を決めるべし

初めてリスティング広告を運用する販促担当者は、まず基本を覚えて少額でトライしてみることをおすすめする。そして、自分がリスティング広告に精通すべきかと判断するべきだ。どのような販促もそうだが常に経験を積んでいる場合とたまに行う作業ではスキルアップの度合いがあまりにも異なる。「やったことがある」と「できる」は全く違うということを理解しなければいけない。

リスティング広告は簡単という謳い文句も聞くが、成果を出すのは簡単なことではない。そのために毎日リスティング広告に関するノウハウを身につける時間を確保できることが大切だ。設定し一ヶ月放置ではあまりにもロスが大きいので日々仮説と検証ができるくらいの心づもりが必要なのだ。

リスティング広告運用のプロに頼めば何が変わるか

販促の現場で日々忙しくしている人がリスティング広告をしっかり学び、満足できる成果がでるところまでたどり着くには時間的な要因で難しい場合がある。そうした場合はプロの運用代行を頼ることになるだろう。

プロに頼むと何が違うかということを誰もが考える。一般的なのは自分で運用するより費用対効果が上がる場合が多いケースだ。経験が浅い場合、クリック単価が高い割にコンバージョンに繋がらないキーワードにコストをかけてしまっているケースが多い。必ずしもクリック単価の高い人気キーワードが自社のコンバージョンになるわけではない。プロの運用の場合は、割安で効果を出せるキーワードを見つけようする。

広告運用の実践はアカウントの育成

リスティング広告は自分で運用してもプロの運用代行を依頼しても、一生懸命に運用を重ねるほど自社のアカウントは費用対効果の高いものに育っていく。プロに依頼する場合は育成にかかる時間が自分で一から経験をするよう早くなる。アカウントを早く成長させることがリスティング広告の有効性の判断には大切だ。