動画作成で推進するコンテンツマーケティング
コンテンツマーケティングというとオウンドメディアなどブログ形式の静止メディアをイメージする方が多い。しかし、動画コンテンツもまたコンテンツマーケティングでは有効なコンテンツの一つである。誰もがよくご存知のYouTube。このYouTubeの普及により動画はコンシューマーにとって身近なものになった。本日は動画作成におけるコンテンツマーケティングのポイントを解説する。
目次
動画をコンテンツの代表的存在はゲーム
動画コンテンツを採用するのは、当たり前だが動画で見ることによって、静止画像や文字以上に視聴者にわかりやすく伝わる要素があるものだ。例えば、ここ数年でかなり普及が進んだスマートフォンのゲームアプリ。コンテンツの世界では、ゲームをジャンルとするものが激増した。ゲームの攻略は画像や文字ではわかりにくい。実際にプレーしているゲームの画面を動画でみるのが一番わかりやすい。それが利用者に求められていることだ。
動画を作成したほうがわかりやすいものを想像する
まず代表的なものとしてゲームを提示したが、他にも動画コンテンツの方がわかりやすいものはたくさんある。いくつかピックアップするので、自社で行うコンテンツマーケティングならどのようなものが動画に適してるのか考えてみてほしい。例えば、楽器の演奏方法、ダンスの振り付け、DIYなら折りたたみテーブルの作り方などだ。このようなHow to に強いのが動画だ。
動画作成もポイントは良質なコンテンツであること
動画の場合もコンテンツマーケティングにおいて重要なことは良質であるということだ。動画の視聴者を100%満足させる内容でなければシェアも発生しないし、自社のファンにもならないだろう。プロのコメディアンでも大変な「面白い」という期待に応えるのは難しい。だが、わかりやすいというHow to系、つまり視聴者が知りたいことの手順を動画で伝えるのはハードルが低いだろう。動画の内容も大切だが、何を求められてるのかニーズを正確に把握するところが要とも言える。
動画プラットフォームはYouTubeだけをではない
動画作成を終えたらYouTubeにアップするだけを想像する人が多いのではないだろうか。見たことがある人も多いだろうが、FacebookやTwitter、Instagramでも動画を利用できるのだ。別の記事でも書いたことがあるが、ソーシャルメディアは営業ツールではなく伝えるツールだ。多くの場合、ソーシャルメディアで認知を与えコンテンツにリンクを介して呼び込む。しかし、、FacebookやTwitter、Instagramは各ソーシャルメディアの画面の中で動画コンテンツをみることができる。
これは、コンテンツを見てもらうまでのプロセスが短いという大きなメリットだ。この手軽さがある上、イメージで伝える強みを持っている。イメージはバズりやすい。動画コンテンツを利用するなら、サムネイルはもっともビジュアル的に興味を引く画面にしておくべきだ。
動画コンテンツはTrueViewなどの広告も有効
2014年は動画元年と言われていた。1年経ったが動画コンテンツはまだまだこれからだ。この段階ではまだ競合が少なくメディアの広告費が安い。費用対効果を出しやすい広告はまさにお宝であるので、積極的に利用してもよいと考える。YouTubeならTrueViewだ。
まとめ
動画を作成するというと莫大な費用と時間を想像してしまうかもしれない。タレントを起用したり撮影場所を遠隔地にしたりと昔のテレビCMのように考えたら、困難に思えるのも当然だ。しかし、コンテンツマーケティングの目的は見込み客に最大限に満足してもらい、信頼を得ることである。そのためには大ウケを狙う必要もなければ、ハリウッドスターを起用する必要もない。見込み客である視聴者が満足するものに必ずしも高額な費用はかからない。
動画を使用するコンテンツマーケティングは夜明けを迎えた。特性を活かしてコンテンツマーケティングの成功に繋げたい。